2025年6月19日に2025年データ(利用とアクセス)法(Data (Use and Access) Act 2025)が成立した。
これにより、現在EU GDPRと同内容となっているUK GDPRについて、実質的にその内容が変更される。
こちらの解説記事が詳しい。
既に一部の条項は同日施行されているものの、大部分は今後成立する二次立法により実施される予定。
注目の改正点として、①個人データに係る自動意思決定の制限の緩和、②データ移転規制における判断基準の変更(十分性の基準から、「著しく低い」(materially lower)か否かという基準への変更。)、③クッキー関連規制の強化(規制対象主体の範囲拡大等)、④正当な利益(UK GDPR6条1項f号)の具体例の列挙、⑤目的外利用に係る判断基準の明確化、等。