カリフォルニア州司法試験の結果は5/2に発表予定だが、合格していることを祈りつつ、カリフォルニア州弁護士登録に必要な手続を進めている。(仮に今回は不合格でも、次回以降合格した際に、いずれにせよ必要となるので、無駄になる訳ではない。)
その一環として、moral character determinationというバックグラウンドチェック的なものを履践する必要があるのだが、その際に、「FD258」というFBI仕様の指紋カードを作成、提出する必要がある。詳細はこちらを参照のこと。
この点、この指紋カードの作成は、日本では唯一、法科学鑑定研究所という施設で依頼することができる(ということが、カリフォルニア州司法試験の日本人合格者たちの間ではよく知られている)。同研究所ウェブサイトでも、「FD258 指紋カードを扱う国内唯一の民間検査機関です」と謳われている。
先日私も、例に漏れず、この研究所を訪れて、指紋を採取してきた。ちなみに値段は、私の時には「55,000円」。他の方のブログなどではもう少し値段が安かったように思うので、円安の影響か何かで値上がりした結果なのかもしれない。研究所の場所も、以前は西新宿にあったという情報も目にしたが、現在は東小金井にあった。
「フォレンジック・スクウェア東京ビル」というカッコよい名前のビルに入っている(謎に一階にチョコザップがあった)。
結論として、指紋採取自体はできたのだが、私の手指が乾燥し過ぎているあまり(私は、端末などの指紋認証をするときにも、いつもだいたい何十回もトライしないと読み取ってもらえない)、何度も何度も指紋のスキャンを繰り返し、最終的にも「本日採取したうちでベストの指紋をとらせてもらいました。しかし運が悪いと、リジェクトされてしまうかもしれません。その場合には、ご連絡ください」という一抹の不安が残る結果となった。
研究所のスタッフの方々はとても親切で(私の砂漠のように乾き切った手指にも呆れずに)根気強く対応してくださったので只々感謝であり、帰り際には、10本の手指たちを代表して謝罪を述べさせてもらった。
(ちなみに帰りに気分転換に、家系ラーメンの武蔵家の東小金井店でも食べて帰ろうかと思ったところ、休みで叶わなかった。)