少し前になるが、「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」というホラー小説を読んだ。
アマゾンなどでも評価が高いので期待はしていたが、期待に違わず面白かった。
最近は、ドキュメンタリー風のホラー(いわゆる「モキュメンタリー」)が流行っていて、私も最近のものだと雨穴氏や背筋氏の作品などは全て読んでいるくらいこのジャンルも大好きなのだが、「入居条件」は、正々堂々としたフィクションで、とてもよかった。
本作でのメインディッシュは、もちろんタイトルにもある「隣に住んでる友人」であるところの怪異なのだが、これが怖くもあり、どこかで可笑しさや温かさも感じることができて、(一瞬で)読み終えて不思議な気持ちになった。
この作者を今後ウォッチしていきたい。
ちなみに最近、Netflixでドラマ化もされていて話題になっていた「三体」(The Three-Body Problem)を(英語の勉強も兼ねて)原文で読んでいるのだが、読むスピードが遅くてなかなか読み終えることができていない(毎日通勤時間などにちょこちょこではあるが、もうかれこれ数か月は読んでいると思う。ちなみに進捗はだいたい半分くらいである。)。
スケールが壮大過ぎて、凡人の私が感想を語れば語るほど安っぽくなってしまうほどの大傑作(読み終えてはいないが、すでにこの事実は確認している。)であるが、そのうち読み終えたらここで感想を書きたいと思っている。