二度と行きたくなくなるお店

久しぶりにブログを書こうと思います。

 

私はもともととくにグルメなタイプではなく、色々なお店を食べ歩くみたいなことをやってはいないのですが(むしろ、近所にある気に入ったお店に超ヘビロテするタイプ)、同僚や先輩、クライアントなどといわゆる「良いお店」みたいなところにはたまに行きます。

 

そういうお店は基本的に(値段も高いので)味は美味しいのですが、残念ながら結構な割合で「次はないな」と思ってしまうことがあります。

それは、

偉い人が若い人に向かって、お客に見えるところで説教している

のを目撃したときです。

そもそも一般論として、人は誰かが誰かに怒られているのを見るとこっちまでテンションが下がってしまいますし(これは常識ですよね)、

またそれがお金を払ってその場に居る状況であれば、なおさらのはずです。

業種問わず、お客の目の前で同僚や部下を叱るというのは、「怒りというネガティブな感情を人前で出さない」という常識と、お金を払ってくれている人にそういう感情のコントロールができていない有様を無様にさらさらないというプロとしての品位を両方とも欠いていると思わずにはいられません。

 

もちろん、お客の前で「あえて」叱る必要がある場面もあると思いますよ。でも、それはお客が怒っていたり、ミスに気付いたときだけでしょう。

万引きをした子供を、店長の前でこっぴどく叱ることで、「お母さんがここまで厳しく言ってくれているのだから、(店長である)私はこの辺で矛をおさめてもいいだろう」と思わせる効果を狙うみたいな。

 

しかし聞き耳を立てるに(立てなくても、嫌でも聞こえてしまいますが)、たいてい怒られているのは、仕込みの手順がまずかったとか、作業がまごまごしているだとか、そういった極めて内部的な事情で、いちいち目の前で説教をしなければ絶対にお客が気付きようもないことばかりです。

 

まあ、そういうところに「風格」とか「伝統」みたいなものを感じて、「やっぱりこのお店はさすがだなぁ」と思っているお客もいるかもしれませんので、自分の主観的な意見であるということは理解しています。そういうのを大して気にしないお客がむしろメジャーだからこそ、そういうお店でも名店として評価されているのだと思いますしね。

 

あんまり自分は図太くないというか、繊細な部類なのかもしれないな、なんて思ったりもしてしまいます。

 

ちなみに、実は現在、TMI総合法律事務所から日本銀行に出向中です。

業務の秘密は当然、書けませんが、非常に面白いことをやっているので、どこかのタイミングで何かしら書けたらなとも思っています。

 

 


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *