あけましておめでとうございます。
実はこの年末年始、7日間の断食に挑戦していた。そしてタイトルからも察せられるとおり、途中で挫折していた。
挫折したとは言っても、6日目の夜までは頑張ったので、ほぼ完遂したと言ってもよい(と思う)。実際、減量効果は相当程度見られた。
そもそもなぜ断食をする必要があったのか。私の実物を見たことがある人であれば誰でも「必要ある?」と思うであろうほど私は細身だが、これでも高校生時代よりも10キロ弱太っている。
人間は、成人した頃の体重くらいが最も適正であると聞くし、腹回りのぜい肉を見るたびにいやな気持ちになるし、そうしたところ、たまたまYouTubeで以下の動画を見つけ、これが最後のひと押しとなった。
結果的には、6日目夜の時点で、だいたい3キロほど体重が落ちていたと思う(具体的に「何キロ痩せたい」というよりも、とにかくこの「7日間の断食」というのが目的化していたこともあって、あまり細かに体重測定を行っておらず正確に記録できていない)。
ただ、上記の動画でも触れられている、ポジティブになれる、食への執着がなくなる、といった精神的な変化は、自分の場合には特に得られなかった。
むしろ、6日間、毎日毎日、「断食を終えたらこれを食べよう」といったことを常に考え続けて、飯テロ系のYouTube動画をたくさん観ていた(特にラーメンを食べたい欲が強かった)。
また断食期間中も、「だいたい3日目頃から脂肪燃焼によるエネルギー生成(?)が行われるようになるので、遅くとも4日目頃以降にはだいぶ体調も楽になる」というのが通常のようなのだが、自分の場合には、3日目頃から始まった低血糖によるものと思われる体の冷えとダルさ(常にガソリン切れのような状態)が6日目の夜まで続き、むしろ徐々に悪化し続けていたこともあり、辛かった。そこで、あと1日で完走というところまで頑張ったのだが、あえなくギブアップとなってしまった。実に無念である。
まあ、何はともあれ、6日間も水と塩以外を口にしない生活というのは(当然)人生初だったので、良い経験にはなったなと思えるし、多少は体や顔つきがスッキリもしたし、そして何より、断食以降、とんでもなくご飯がおいしく感じられるようになったので、トータルで見ればやってよかったかなとは感じている。
また機会があれば挑戦したいと思うが、仕事をしながらではキツいので、夏休みや年末年始などの長期休みを選ぶ必要はありそうだが。